第15回 本田宗一郎生誕100周年「Honda原点の想い」
2006年12月1日
こんにちは。ナビゲーターのキカワです。
 
1906年(明治39)11月17日---本田技研工業株式会社の創業者である本田宗一郎氏が生まれました。今年は、その誕生からちょうど100周年。それを記念して東京・青山にあるウエルカムプラザ青山で「Honda 原点の想い」(開催日時:2006年11月17日〜11月30日)が行われました。
宗一郎氏とスタッフが生み出した記念すべきプロダクトが一堂に会しました。
※本田宗一郎氏に関しての詳細はこちらをご参照ください。
RA272(1965年)。1500ccF1世界GP時代の最後を飾る、最終戦メキシコで初優勝を飾った(展示は同型車) 会場には宗一郎氏とホンダの歴史がパネル展示されています。名言の数々は読むだけで元気が出てきます
ホールの四方には、1946年(昭和21)の山下工場時代(本田技研工業創設の2年前)から現代までのホンダの歴史がパネル展示されております。
その時代の節目には、宗一郎氏の名言が飾られております。その中でキカワの目を引いたのが次の言葉。
「作って喜び、売って喜び、買って喜ぶ」
これは、51年12月の「ホンダ月報」に載った「三つの喜び」と題された言葉です。宗一郎氏自身のモットーであり、ホンダの指針として述べられたもので、メーカーとユーザーの理想の関係を絶妙に表しています。特に第三の喜びである「買って喜ぶ」は購入者であるユーザーの視点であり、最も重視されたそうです。
そういうわけで55年には順番が変えられ、
「買って喜び、売って喜び、作って喜ぶ」
(※現在は”作る”を”創る”に変えて使用)
となったそうです。モットーですら、お客様のためには、ビルド&クラッシュ。なんとも宗一郎氏らしいエピソードではないですか。
A型(1947年)。本田技研工業創立前年、初めて「ホンダ」の名前で製品化された自転車用補助エンジン。まさしくHondaの原点と言えるでしょう RC166(1966年)。54年培ってきた技術を世界に証明すべく「マン島TTレース」へ出場を宣言。苦難の末、ホンダチームは次々と世界記録を更新
T360(1963年)。30馬力エンジンを搭載し、当時「スポーツトラック」の異名をとりました。ホンダ初の量産市販四輪車でもあります 耕運機FI50(左・1959年)と背負式散粉機の動力にも使われた汎用エンジンH型(1953年)。世界を目指しつつも、人々の役に立つ機械づくりも忘れてはいません
シビック CVCC(1973年)。搭載されたCVCCエンジンはアメリカの大気汚染防止法「マスキー法」を世界で初めてクリア。世界を驚嘆させました
そして、時は現代。HF120ターボファンエンジン(左・2006年)を搭載した小型ビジネス機HondaJet(1/20模型)が完成。宗一郎氏の夢は受け継がれ、ついには空へと飛び立ちます
宗一郎氏の言葉に感銘を受けながらも、しっかりプロダクトの取材撮影もさせていただきました。ただし、そこはNipponStyle。RA272(初優勝の日の丸F1)やRC166(マン島レースのバイク)なども展示されていたのですが、念入りに撮ったのは、軽トラックT360や耕運機。
取材の成果は、近日「メイド・イン・ジャパン データベース」にも収録予定ですのでご期待ください。


キカワ--*