より複雑になる情報化時代にあって、自らの行動管理は不可欠である。そんな中で「手帳」は最も身近で便利な存在といえよう。
ジャパンナレッジ(http://www.japanknowledge.com)の「日本大百科全書」によれば、ヨーロッパでは、18世紀には手帳は一般的なものとなっており、最初に日本へ伝わった手帳は、1862年(文久2)に福沢諭吉がパリで購入したものだそうだ。その後、輸入手帳が流布する中、初めて本格的に作られた手帳は、1879年(明治12)大蔵省印刷局の「懐中日記」。ダイアリーや、郵便料金、税金表、時刻表などのビジネスデータ、さらに鉛筆も付属していたという。すでにこの時点でビジネス手帳の基礎が完成していたといえるだろう。
その後、システム手帳や電子手帳、PDAなど様々な「手帳」が開発されていった。手帳は、情報を記録保管し、整理検索するためのツールとして常に磨き上げられてきたのである。